メタボリックシンドロームとは

2005年4月144日に定義された基準は①内蔵脂肪蓄積(高血糖、高血圧及び脂質代謝異常)②ウェスト周囲径(男性85cm以上、女性90cm以上)③高トリグリセリド血症及び低HDLコレストロール血症です。腎不全や心疾患、脳血管障害などの致命的な疾患の予備軍とされています。この予備軍人口があまりにも多く、社会全体で対策に乗り出しています。その中でも美容整形で行われているメタボリックシンドローム療法は、生活習慣改善療法、薬物療法などです。ウェストが細くなるだけではクリアできないので、メソセラピーなどでは不十分なのです。

生活習慣療法

禁煙や禁酒などを含む意識・行動療法、栄養バランスを徹底する食事療法、運動不足を解消する運動療法、睡眠を改善する生体リズム療法、ストレスに対応した精神療法などがあります。生活習慣病と言われるだけあって、生活スタイルを見直さなければならない療法が取り揃えてあります。

薬物療法

美容整形クリニックでは認可が遅い薬剤や、海外の承認薬を使用している所もあります。テストステロン療法は、低テストステロンの状態だとリポタンパクリパーゼが活性し、脂肪細胞が増大してしまうのを防ぎます。レニン・アンギオテンシン系阻害薬は、高血圧予防効果と臓器保護作用があります。アンギオテンシン受容体遮断薬は、末梢交感神経活動抑制、脂肪細胞分化促進、糖尿病発生抑制、尿蛋白減少作用です。食事療法や運動療法を中心に努力しても改善が見られない場合は、薬物療法も追加すると良いでしょう。